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■タッチパネルでデータベース簡単操作
−歴史とだんじり48臺を紹介、台車の変遷も
津山だんじり保存会館では、城東町並み保存地区内にある作州城東屋敷内(津山市中之町19)に津山まつり400年の歴史や、参加する津山だんじり全48臺を紹介するタッチパネル式のデータベースを設置、08年5月より運用がスタートしました。
津山まつり(10月)以外でも通年で観光客の皆様に岡山県指定重要有形民俗文化財27臺を含む津山だんじりがご覧いただけます。データベース内のほとんどの画像が、津山まつりに出動している時のもので、祭りと津山だんじりの雰囲気が伝わります。
写真は、作州城東屋敷内に当会館が設置したタッチパネル式の津山だんじりデータベース
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■だんじり展示場で実物見学を
また、「歴史」や「台車の変遷」をご覧いただき、津山まつり・津山だんじりへの理解を深めた後、作州城東屋敷裏手に併設されている「だんじり展示場」で津山だんじりの実物をご覧ください。展示場には城東地区の県重文だんじり4臺が保管・公開されています。作州城東屋敷、だんじり展示場への入館はともに無料です。
写真右は、祭りが終わり「だんじり展示場」へ収められた城東地区のだんじり。普段の展示場は写真のように前方は開いていません。
津山だんじりデータベース運用開始にあたっては、桑山市長にもお越しいただきました。設置にあたっては、津山市土木部の皆様にご助力いただき「だんじり展示場」のセキュリティー強化もできました。
データベースの内容につきましては市教委文化財課並びに津山郷土博物館で内容検証していただきました。
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■城西地区にも端末設置
作州民芸館のある城西地区は岡山県指定重要文化財のだんじりが最も多く保存されている地区で、市連合町内会城西支部などの要望を受け08年6月に設置・運用を開始しました。
入館無料で入館者は自由に端末を利用することができます。写真左
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■津山市から感謝状 歴史・文化の伝承に寄与
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感謝状(抜粋)
津山のだんじりと祭りの紹介による歴史的
文化遺産の伝承に寄与されました
よってここに深甚なる感謝の意を表します
平成二十年五月九日
津山市長 桑山博之 |
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■市教委発行の「津山市の文化財」に資料提供
津山市教委が10年ぶりに改訂した冊子「津山市の文化財」は文化財194件を国、県、市指定の順で合併地域を追加して紹介しています。巻末には文化財の名称や指定年月日、所在地などの一覧と、地図も添えられ、手軽に現地を訪ねられるよう工夫されておりお勧めです。
市教委文化財課にご配慮をいただきまして、県指定、津山だんじりのページ(41ページ)に資料提供させていただきました。
津山まつり関係では、市指定で79ページに徳守神社神輿、大隅神社神輿が紹介されています。
同冊子はA4判、136ページで1冊500円。問い合わせは、市教委文化財課0868−24−8413へ。
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■アルネ津山で「津山まつり・だんじり検定」を実施
−2ヵ月かけ高校生が問題つくる
美作地域の高校、高専、大学がル・ラポール(つながり)を合言葉に「学生たちのまちなかミュージアム」がTMOつやまやJC、美作県民局などの美作地区合同文化祭実行委主催で新魚町のアルネ津山の地域交流センターとソシオ一番街で開かれました。
この初の試みで津山商業高校コンピュータ部・ワープロ部が、自分たちの地域の歴史・文化を学ぼうと当サイトの「津山まつり・だんじり検定」の問題(2級)を新たに考えてくれることになり約2カ月間、だんじり保有町内等を巡り、だんじりや津山まつりを通じて、これまで知らなかった津山を再発見するとともに問題作成を行いました。
当日は「津山まつり・だんじり検定実施中」の横断幕と大きく映し出された当サイト、ちりばめられただんじりの写真に、会場内で響き渡る「ソーヤレ」の掛け声と鐘、太鼓の囃子に誘われて、お年寄りから若者まで、多くの人に受験してもらいました。
合格すればその場で認定証がもらえ、アルネ津山は徳守神社の氏子地域内ということもあり、2日間盛り上がりました。1月という祭りとは全く関係のない時期でしたが、“潜在的な祭り好き”が多いことがよく分かりました。
学生たちのまちなかミュージアムについては、岡山県庁HPをご覧ください。また山陽新聞でも「津山商業高コンピュータ部が「2級」部門創設を手伝った「津山まつり・だんじり検定」をパソコン端末を使って実演」と紹介してもらいました。
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■津山だんじり人気投票・衆望壱番臺
−人気投票1の町内にペナント贈る
「衆望壱番臺」とはその年、1番人気を集め、言い換えれば最も期待を集めた臺という意味。年間人気ランキング1位と厳密には「衆望壱番臺」は別物で、その年に出動するだんじりの内、最上位のだんじりが獲得する。「衆望壱番臺」を獲得した町内には津山だんじり保存会からペナントを贈っています。
年間人気ランキングは、出動するしないに関らず「津山まつり」を楽しもうという趣旨で、「衆望壱番臺」は出動するなら、タイトルを獲得しペナントをだんじりに飾り町内の威勢を見せようというもので、どちらも祭り当日だけではなく、年間を通じて祭りを楽しむことを目的としています。
大隅神社関係、徳守神社、高野神社、各々でイベントは行われていますが、「津山まつり」参加だんじりに関わるすべての人たちが参加するイベントはなく、インターネットの特性を生かし市内3社すべてのだんじりで人気を競おうというもので、各神社の氏子の威勢、各町内の威勢を見せるバロメーターとして定着を図っています。
写真右は、平成19年の衆望壱番臺となった安岡町の鳳龍臺、左は衆望壱番臺を紹介した新聞記事 |
■さまざまな媒体で活動紹介されました(当会館のみの紹介記事) |
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地元テレビをはじめ地元の新聞(山陽新聞、津山朝日新聞は数回)に活動を掲載していただきました。この他にも津山市の「広報つやま」写真下でも2度紹介していただきました。 |
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地元新聞、テレビで城西地区(作州民芸館)への「だんじりデータベース」
設置を報道していただきました。写真下
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津山だんじり保存会館について |